タイトル | 「最高の二番手 僕がずっと大切にしてきたこと」 |
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著者 | 堺正章 |
出版社 | 飛鳥新社 |
発売日 | 2025年1月21日 |
税込価格 | 1,650円(税込) |
芸歴70年にして初著書!国民的エンターテイナーが本音で語った一冊!人生の後半戦は仕事とどう向き合えばいいのか?どんな人と交わるべきか?人気者でずっといるには?自分、家族、仕事のこと。堺正章流の思考や心持ちがきっと手本となるはず。浮き沈みの激しい芸能界で経験に裏打ちされた生の言葉は、鋭く、あたたかく、心に響く。~~~はじめに(一部抜粋)今までは、自分の過去や胸中の思いなどを世間様にあえて明かすことが好きではなかった。過去を振り返るなんて、ちっとも刺激的なことじゃない。それに、そのときどきの心の内を赤裸々に明かすことにも意義を感じなかった。他人の大変な思いや経験、悩みなんか、誰も聞きたくないだろうと思っていた。ところが、その後、コロナ禍を経て考える時間もできた中、時代が、そして人の意識や常識が大きく変わっていくさまを目の当たりにしながら、考えが変わっていった。昭和から令和にかけて芸能界で生き続けた僕が、見聞きし、体験したこと、感じたことを、あえて書き残すことは、今だからこそ、もしかしたら意味があるかもしれない。先が読めない時代に、僕の経験がなにかの、あるいは誰かのヒントになるなら、喜ばしいことなのではないか。それに、僕自身がこれからの日々をいかに生きていくべきかを考えるにあたっても、忘れていた過去を少し紐解き、整理したいと考えたのだった。 変わりゆく世の中、そして芸能界でも、個としての自分自身がどういうマインドを持って生きていくかが問われている。どんな未来が待っていようとも、今こそ思い返し、吟味すべき大切なことがあるのではないか。人生長寿時代。「楽しく生きること」のもうひとつ先を考えたい。